驚きのアクションはじまり。
奥様の話なのに、アクションがすごい。Mr.＆Mrs. スミスみたいだよ。と友達から聞き、第１話の録画を見たよ。
なんと主人公は（元）特殊工作員。アクションからの始まり。
日本のドラマって、あんまりアクションないよね？
先シーズンは途中から海外ドラマ（ゴシップガール）見るのにはまっちゃって、「過保護のカホコさん」とか、「愛してたって秘密はある」とか途中で見なくなっちゃったんだよね。
今期はどうだろ～？
アクション＆主婦 はちょっと期待だよ！
冒頭から心をキャッチされる。
とにかく、こんな風にして新しい私の新しい生活がスタートした。
そして半年後、わたしは主婦業に飽きてしまった。
冒頭、特殊工作員からどうして主婦になったかの軽い説明のあとに出てきたこのナレーション。
そう！そうなの！主婦って飽きるよね！！
子供がいるとか、夫ラブで常に家事を完璧にしていたい！なんてモチベーションが高い方はそんなことないかもれないけど・・
２人暮らしで家事って、そんなに忙しいほどはないし（特にうちはない）
そしてそんなにやりがいもない！
ある程度の流れができてくると...飽きるよね。
夫のDVを打ち明けられない近所の奥様。
主人公の菜美はご近所でできた友達と料理教室に通い始め、そこで出会った水上さんが夫からDVを受けているんじゃないかと気づく。
菜美（主人公である奥様）「そもそも水上さんが自分が被害者だって認めてくれないと・・助けようもないし」
西島（菜美の夫）「自分の弱さを認めるというのはとても難しいことなんだ。水上さんはいま、誇りと尊厳を傷つけられてる。それも、自分が結婚相手として選んだ人間に。だから、混乱して、恥ずかしくて、そう簡単には打ち明けられないよ」
この西島は、主人公の話を自らよく聞いてくれるし
含蓄のある言葉も言う。
なんだか素敵な夫である。
結局どうしたらいいか答えは出ずに、女友達同士で相談してみては？と丸投げしていたけど（笑）
よく、yahoo知恵袋なんかでも、妻が夫についての文句を書いてたりすると
「結婚前からわかってたことでしょ？」「あなたが選んだ人でしょ？」
「その程度の人間を選んだってことは、あなたもその程度の人なんです」みたいな回答がある。
これってすごい暴論。
一理あるとは思うけど、だけどだったら何も文句を言っちゃいけないの？こんなの嫌だと主張しちゃいけないの？
そんなことはないよね。
だけど、一理あると思って、自分が悪いんだって気持ちに囚われてしまうこともある。
このドラマ、コメディ風だけど、夫→妻への暴力描写がけっこう怖い！！
最終的に包丁で刺してるし！
こわい。
でも家庭の中って、外からは見えないから、相手が悪ければこういうことも起こりうるんだと思うと怖い。
DVこそ受けてはいないけど、自分の弱さが嫌になるときってあるよね。
水上さんが、菜美にいよいよSOSを出すときの言葉。
水上さん「私が弱いのは、女だからですか？それともただ、私が弱いだけ？」
相手が女だからって、強く出てくる男も世の中にはいるもんな。
仕事で、女だからって軽く見られたっていう経験がある同僚もたくさんいた。
都会ではとんと見かけなかった亭主関白とか、家父長制のなごりのなかで生きてる男とかも田舎には、いる。
このドラマは、このあとの２話、３話も、「あなたたちは弱くないよ！わたしたちは弱くないよ！」ってメッセージを伝えてくれている気がする。
私個人は・・・
結婚が思ったのと違って、思い通りにいかなくて
でも夫や義両親の顔色を窺ってうまくやっていかなきゃいけないんだろうかって
こんな生活をしたかったんだろうかって悩む。
だけどまだ、すべてを捨てて、一人で生きてくから！って離婚の道を選ぶほどの状況でもなくて。（まだ期待がある）
だけど自分で決められるんだってことは忘れずにいよう。
その後、
DV夫に抵抗を阻止され、再び抵抗できなくなる水上さん。なんで抵抗をやめてしまったんだろう・・という話。
広末（菜美の主婦友）「それもあるけど、生活のせいもあるでしょ・・・高校出てすぐに結婚して、贅沢に暮らしてきたんだよ。精神面でも金銭面でもどっぷりあの男に依存して生きてきたわけだから・・急にそこから抜け出せるわけがない。生活って、ある種の檻みたいなものだから」
生活は檻。分かる気がする。
横暴な義母の言うことを聞かざるをえなかった実母。文句を言いつつも亭主関白な夫の言うことを聞かざるを得ない義母。
離婚したいと思った時期もあったけど、そうできなかったのか、そうしなかった人たち。
どっちが幸せだったかは分からないけど。
菜美さん、ついに成敗！
DV夫がついに妻を包丁で刺すということまでしてしまったので、
「私が何とかしてあげる」の言葉のあと、ついに菜美さん（特殊工作員としての）本気出す。
「だから、晩御飯の支度がおわったら、少しの間 主婦という役柄を捨てようと思う」
菜美さん、カッコイイ！
スイッチ入った時の菜美さんの肝の据わった感じが、すごくいいねっ。
そしてちゃんと監視カメラで録画してあるところとか、素敵。
頭使わないとね～！
解決方法は基本、腕力（笑）
まあ水戸黄門の時代から悪いヤツ成敗は腕力だよね。
腕力→要求つきつけ→敵、要求ごっくん という流れ。
久しぶりに腕力使って「きもちよかった～～～」という菜美さん。
腕力じゃないけど、久しぶりに昔の仕事したら「きもちいい～～～」ってわたしも思うかも。
学生、OL、主婦、女。
分かりやすいレッテルは私たちを狭い檻に閉じ込めてしまう。
時にはその檻から飛び出して、自由に動いてみればいい。
そうすれば、自分が本当に求めていたものに気づくだろう。
周囲の圧力もあるけれど、
勝手にそのレッテルのなかの、「良い妻」「良い主婦」であろうみたいな気持ちで
自分で自分を押し込めてしまうところもある。
もっと素直でもいいかもしれない。
あ～すっごくまとまりがなくなってしまった。
でも２話、３話も感想書くよ！
XOXO,
シュフップガール♪
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